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『こいも』 日々思うあれこれ

あれこれ日々思うこと、考えることを、書いています。

 

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介護サービス事業 管理者の育成を 


高住経ネットは、これまでの高齢者住宅の開設・経営者向けの支援サイトのリニューアルに加え、
5/1より、介護看護スタッフを対象とした支援サイトをスタートしています。

高住経ネット 介護看護スタッフ支援情報 


高齢者介護という仕事は、世間で言われているような将来性の低い仕事では、ありません。
市場価値の高い高齢者介護のプロになるために、これから何を考えなければならないか、
どのような視点で仕事をしなければならないのか、サービス実務・サービス管理実務について、
基礎から考えようというものです。

私たちは、このサイトの目的として『介護リーダーの育成』を掲げています。
介護リーダーとは・・

  介護サービス事業所において、適切にサービス管理・スタッフ管理・利用者(入所者)管理
                      のできる、サービスの中核となるスタッフ』


のことです。
その資質・業務として、以下の5つの挙げてきます。

   ① 適切なサービス提供の実務・方法について定めることができる。
   ② 適切なサービスが提供されているかチェックし改善できる。
   ③ 適切なサービス提供ができる人材を育成することができる。
   ④ 適切なサービス提供・サービス向上のため、関係部署・関連事業所と連携・調整できる
   ⑤ 適切なサービス提供・サービス向上のために経営者と連携・調整できる


基礎となるのは、それぞれの介護サービス事業所において、サービス提供責任を基礎とした『適切なサービスとは何か』を正確に理解しているということ。そして、その視点から介護看護マニュアルや事故報告書などの連携報告システムなどを構築できる能力を持つということです。当然、これには、通常のサービス業務だけでなく、介護事故やトラブル、クレームなどの対応方法も含まれます。



介護リーダーの立場は何か・・・それは、介護サービス事業所の管理者です。

『介護サービス事業所の管理者の仕事とは何か』と聞かれますが、決まった仕事などありませんし、経営者から与えられた業務をマニュアルに従って淡々と行っていれば良いというものではありません。その仕事・役割は、それぞれの介護サービス事業で行われる様々なサービスを管理し、その質を向上させていくことのすべてだと言ってよいでしょう。

しかし、現在の介護サービス事業所を見ると、その重要性に反し、これほど能力や実務、その意識が伴っていない役職も珍しいと言えます。

例えば、老人保健施設の管理者は施設長と呼ばれていますが、その大半は医師です。
残念ながら、サービス提供責任に対する理解も経営感覚にも乏しく、みずから介護事故への対応や外部サービス事業所との実務的な調整を行っている人は、ほとんどいません。これは特養ホームでも同じです。介護や看護などのことを全く知らない、行政からの天下りや理事長の親族が施設長をしているケースも少なくありません。これまでの福祉の世界から脱却できず、『介護はサービス業だ』という反面、『サービス提供責任、法的責任』といった実務的な視点には到達していません。

民間の介護付有料老人ホームや通所サービス事業所も、変わりません。
管理者業務は、多くの場合兼務が可能となっています。そのため、経験のない事務スタッフが管理者として登録され、経営者からは利益を求められ、現場では『メールボーイ』のように、あっちで叱られ、こっちで文句を言われ、右往左往と走り回っているだけというのが現実です。

実務的な管理能力を有する管理者がいないということは、指揮命令系統が機能しておらず、組織として成り立っていないということです。この管理者不在、介護リーダーの不在が、介護事故やトラブルが激増している最大の原因であり、現在の介護サービス業界の最大の問題だと言っても良いでしょう。

介護サービス業界では、サービスの質の向上のために、『キャリアアップ』『キャリアパス』といった取り組みが盛んに行われています。それ自体は素晴らしいことだと思いますが、残念ながら、何をもってキャリアアップとするのか、何を目指すのか、どのような能力を育成するのかがが、明確ではないため、介護報酬目的の実務・実績の伴わない単発的な取り組みでしかありません。

今こそ、この『介護サービス事業の管理者のあり方』について、その育成に全力を挙げなければならないと考えています。それが、高齢者介護という産業の未来、高齢者介護と言う仕事の未来をひらくと信じています。

コラムでは、高齢者介護のプロ、介護リーダーに必要な、高齢者介護のサービス提供責任、リスクマネジメントの基本的な考え方や、それを基礎とした、介護事故報告書や介護マニュアルの作成実務について考えていきます。




category: 高齢者介護のプロになるために

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