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『こいも』 日々思うあれこれ

あれこれ日々思うこと、考えることを、書いています。

 

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タオ  ~老子~     加島祥造 



学生の頃や20代の頃は、いわゆる 『自己啓発書』 というものを好んでよく読んだ。
デール・カーネギー、ジェームスアレン、
そういえば、一時期、大流行した 『マーフィの法則』 も自己啓発書のひとつだろうか。

30代は、そこそこ、まだ手に取っていたと思うが、40歳を超えると、ほとんど読まなくなった。
『こうすれば成功する、お金持ちになる』 ということに気持ちが動かされなくなったからだろうが、
逆に、自分の気持ち・心が落ち着くような本を、多く読むようになった。(年相応か・・)

昨今、仕事や世の中イライラとすることが多いと感じる方に、おすすめするのが、
加島祥造さんによる 老子(老子道徳経) の81篇の訳詩。
道教を創立させた老子の思想の根幹は、人間にある宇宙意識と社会意識のバランスにある。
そのバランスが崩れるから、小さなことに、どうでもよいことに腹が立つ。
加島祥造さんの、訳詩は、読みやすいだけでなく、心に 【ストン】 と落ちてくる。
でも、日々の生活の中で、またバランスが悪くなるので、そんなときにまた繰り返して読む・・・

以前、好きな部分に線を引いたり、附箋を張ったりしていたけれど、
全部取り去って、新しい本を買って、ゆっくり、じっくり読むようにしている。

日々忙しくしている大人にも、就職や大学で悩んでいる学生にもぜひ読んでほしい本です。





第一三章 たかの知れた社会なんだ。

ぼくらはひとに
褒められたり貶されたりしながら、
びくびくしながら生きている。
自分が人にどう見られるか、
いつも気にしている。しかしね
そういう自分というのは
本当の自分じゃあなくて、
社会に関わっている自分なんだ。

もうひとつ
天と地の向こうの道(タオ)に
つながる自分がある。
そういう自分にもどれば、
人に嘲られたって褒められたって
ふふんという顔ができる。
社会から蹴落とされるのは
怖いかもしれないけれど、
タオからみれば、
社会だって変わっていく。だから
大きなタオの働きを少しでも感じれば、
くよくよしなくなるんだ。
たかの知れた自分だけど、
社会だって
たかの知れた社会なんだ。

もっと大きなタオのライフに
つながっている自分こそ大切なんだ。
そのほうの自分を愛するようになれば、
世間からちょっとパンチをくらったって
平気になるのさ。だって
タオに愛されている自分は
世間を気にしてびくつく自分とは
別の自分なんだからね。

社会の駒のひとつである自分は
いつもあちこち突き飛ばされて
前のめりに走っているけれど、
そんな自分とは
違う自分がいると知ってほしいんだ。





※ 『タオ - 老子』 加島祥造 (筑摩書房)
※ 『伊那谷の老子』  加島祥造 (淡交社)   ・・・こちらもおすすめです。 




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