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『こいも』 日々思うあれこれ

あれこれ日々思うこと、考えることを、書いています。

 

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今日、目覚めずして、いつ救われるか 



以前、NHKで、『その時、歴史が動いた』 という番組があった。
あまり、テレビを見ることはないが、この番組はよく見ていた。
この番組は、世界を変えてきた歴史上の偉人達が、決断・決行のとき、何を考え、どのように行動したのか・・・
歴史のターニングポイントとなる、『その時』 に焦点をあてている。

その中で、最も心に残っているのが、タイトルに掲げた言葉だ。

これは、有名な人の言葉ではない。
戦艦大和の乗り組み員だった、名前も残っていない一人の若い海軍仕官が、死を覚悟して語った言葉だ。
戦艦大和は、敗戦濃厚の中、片道分の燃料だけを積んで沖縄に出撃、生還を期さない特攻だった。
その途中、アメリカ軍に総攻撃を受け、九州沖に沈没。それによって命を落とした乗組員は3千人にのぼる。

大和乗組員だった吉田満さんの著書 『戦艦大和ノ最期』 には、特攻を知った若い仕官が、死ぬことを覚悟して語った言葉として、次のように書かれている。
 
  『 進歩のないものは決して勝たない。負けて目覚めることが最上の道だ。
        敗れて目覚める。それ以外に、どうして日本が救われるか。 
           今日目覚めずして、いつ救われるか。俺達はその先達になるのだ。』


日本は、その約4ヶ月後、1945年8月14日にポツダム宣言を受諾、翌日の15日に大東亜戦争が終結した。
それから67年。日本は不戦の誓いを守り、世界有数の先進国として、平和と豊かさを十分に享受している。
それは、素晴らしいことだ。

当時は、欧米列強の植民地支配の時代で、今の基準だけで、是非を論じることはできないけれど、
日本は、軍部が暴走し、間違った選択をしたことは間違いない。
戦争の恐ろしさ、愚かさは、未来永劫伝えていかなければならない。

しかし、今、振り返って、私たちは平和で素晴らしい国をつくりました・・と、日本の国を守ろうとしてなくなった先達にも、後世の人にも胸を張って言えるのだろうか。

竹島、尖閣諸島、北方領土、日本の固有の領土は、次々と周辺国によって脅かされている。
韓国や中国では、毎年のように日本国旗が焼かれ踏みつけられ、韓国大統領は日本の象徴である天皇陛下の権威を傷つけるような言動を、繰り返しおこなっている。

中国や韓国を非難する人が多いが、他国に『日本に配慮して行動しろ』 といっても所詮無理な話だ。
これは、日本の政治・外交の問題だ。
相手の言いなりになって、相手の機嫌を損ねないように行動することが、真の友好ではない。
どれだけ曖昧な言葉で、問題を先送りにしても、真の平和・信頼関係は生まれない。

今の総理大臣は、消費税を上げることには命をかけるが、日本の国を守るためには、命をかけない。
相手が無理難題を押し付けてきても、間違っていることを言っても、それをアピールさえしない。
総理大臣も外務大臣も、コメンテーターの意識が抜けない防衛大臣も、
判で押したように、『遺憾だ、遺憾だ・・』 と侵食の波が収まるのを待っている。
相手は、『ここまでだったら難癖つけても大丈夫』 というラインを、少しずつ上げてきている。

誰も戦争などしたくない。
反日で、国民の目をそらせている近隣諸国とも、少し距離を保ちながら関係を続けて行きたい。
しかし、長期的な国家観のない政治家が作るのは、見せかけの平和の中に渦巻く敵対感情だけだ。
政治家の及び腰の無様な姿に、苛立ち、ストレスが溜まり続ける。
何故かテレビでは、誰も聞いたことのない韓流ブームが続いている。
現状が続けば、その批判を背景にでてくるポピュリズムの政治家は、一気に反韓・反中に向かうだろう。

日本の政治家には、日本の国を守るという信念も気迫も全く感じられない。
まったくのお役所仕事で、仕方ないから 『一応 やってます』 と言う対応でしかない。
何故、自分達の主張を相手に堂々といえないのか。何故、それを世界に発信しないのか。
日本の国家の象徴・権威を、無礼に傷つけるような相手に対して、何故、怒りを伝えられないのか・・

今、日本には、相手が内政問題の混乱から、やけくそで投げてきたボールがいくつかある。
もう、友好とは名ばかりの、配慮と曖昧さだけの外交はやめるべきだ。
短期的に関係が悪くなり、経済が混乱しても、日本の独立国としての権威や日本人の誇りを守るべきだ。
それが、国家間・国民間の違いを認め、真の友好を作る土台となるはずだ。
それは、経済関係や消費税を上げることよりも、よほど大切なことではないだろうか。


『社会保障と税の一体改革』 と胸をそっくり返らせて、待ったなし・・と言っていた人からは、コメントさえ聞こえてこない。彼にとって、これはまだまだ先送りできる、取るに足らない問題なのだろうか・・

日本は、外交だけでなく、内政的にも大きな課題を抱えている。
経済優先、国民の生活が第一・・と、大衆迎合主義のスローガンを抱えて、
国内外に莫大な資金をばら撒きながら、すべての問題を先送りしてきた。
問題は何も解決されないまま、莫大な借金は、すべて100年後、200年後までの子孫に付回されている。

『今日、目覚めずして、いつ救われるか』 

大文字の送り火をベランダから見ながら、
初盆を迎えた義母と、日本のために戦い、亡くなった人達に祈りをささげつつ、思う。



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